名勝「月の庭」をもっと楽しむ 成就院大特集(2011.1128)
成就院非公開部分をちらっとご紹介
書院の右手に、かつての寺務所の玄関が残ります。
玄関内部にある寺紋入りの提灯入れ。
かまどは現役。仏さまにお供えするご飯は、ここで炊かれています。
紅葉とともに、さざんかも盛りを迎えています。
成就院は、かつては宿坊としても利用されており、大きなかまどや火袋など、昔の僧の生活がうかがえる場所が色濃く残っています。
公開はしておりませんが、よだん堂ページで特別にご紹介しましょう。
公開されている書院の右側は、大講堂が1984年に建てられるまで、寺務所として使用された場所で、玄関を入ると昔のままに寺紋の入った提灯入れが残っています。
さらに右側は、大きなかまどが構える厨房になっています。昔は住職をはじめたくさんの僧たちの作られたことでしょう。現在でも、薪を使って仏飯を炊いています。
このほか、書院の奥には、歴代住職をお祀りした持仏堂(護摩堂)もあり、庭園の木々の間から見ることができます。
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